アパート経営、マンション経営の部屋数について
マンションやアパートなど賃貸物件などを経営する時、オーナーとして深く考えるのが、部屋数です。
あまりにも多くすると空き室が多くなった時に困るし、かといって入居希望者がいるのに部屋が足りないという事でも困る、ではちょうどいいアパートの部屋数ってどの位なんでしょう。
一般的に部屋数はどのくらいなのか、また部屋数を多くするとどのようなメリット、デメリットがあるのか、オーナーとして理解が必要です。
これからアパート経営を考える時、部屋数は大きなポイントになります。
一般的なアパートの部屋数はどのくらい？
アパート、マンションなど賃貸物件はいろいろあります。
アパートの一般的な部屋数を見てみると、大体多くて8部屋、少なくて4部屋という感じです。
アパートのイメージは、2階くらいの階数で大体8室と想像する人が多いでしょう。
マンションはイメージとしてだいたい3階以上あり、部屋数もアパートより多いという印象があります。
現代はアパートでも部屋数が多いというところもあり、様々です。
部屋数が多いアパートのメリットとは
部屋数が多いということは入居者がいれば収益が増えるというメリットがあります。
家賃がいくらなのかということも関係しますが、4室よりも8室のアパートの方が収益が高くなるのです。
また1室の空室ができた時を考えると、部屋数が多い方がリスク分散につながります。
4室のアパートで1室空室となった時の収益減少は25%、しかし8室なら12.5%です。
家賃収入がより0に近くなりにくいということもあり、部屋数が多い方が収益的にはリスクが少ないと考えることができます。
また、管理会社に関しても通常、部屋数が多いアパートの方が優遇されることが多いこともメリットです。
部屋数が多い事のデメリット
部屋数が多くなることのデメリットは、やはり初期費用が掛かるという点、また修繕やメンテナンス、リフォームが必要となった時にも費用が大きくなるというデメリットがあります。
アパートは10年から15年くらいで修繕がひつようになるといわれているので、初期費用リスクと修繕費用リスクは大きなデメリットです。
また空室リスクも部屋数が多い方が高くなります。
空室が多くなると収益に直結しますし、あまり空いている部屋が多くなると物件自体に問題があるのでは？と思う人もいて、空室リスクがさらに高くなることもあるのです。
アパートの部屋数についてはメリットもデメリットも両方あります。
しかしこれを理解し、収益につなげる、また空室リスクを少なくする方法を常に考えていることで、デメリットを少なくすることも可能です。
不動産業者の方によく相談してリスク、デメリットをなくしましょう。